スペイン語

スペイン語
スペイン語

米国内でも多くの人が使用する言語

スペイン語は、スペイン国内だけでなく世界中の多くの地域で使用されている世界的な言語の一つです。

特に米国内ではヒスパニック系の移民が数多く存在していることからスペイン語を話す人もう相当数おり、かつては大統領選を有利に進めるために候補者がスペイン語で演説をしたことがあったほどです。

現在でも米国での大統領候補にとってはスペイン語の習得は必須とされているほどなので、英語に次ぐ第二言語として今後も大きな勢力を持ち続けていくことでしょう。

スペイン語を母国語とする気にはスペイン以外では赤道ギニア共和国やアルゼンチン、ボリビアなどを含む18カ国のラテンアメリカの国々です。

これらの国は南アメリカ大陸内に多く存在していることから、北米大陸でも南部に近い地域ではスペイン語を話す人の割合が増える傾向にあります。

アメリカ国内でもニューメキシコ州は事実上の公用語は英語ではなくスペイン語です。

スペイン語を使用する人口が世界中に散っていることから、国連の公用語の一つとされているだけでなく欧州連合や国際刑事警察機構、国際サッカー連盟などでもスペイン語は公用語として認められています。

つまり今後そうした国際的な組織に携わる仕事がしたいという人にとってもスペイン語の習得は必要不可欠なものであるということです。

日本語にもそのまま伝わった言葉があります

スペイン語で使用されるアルファベットは全部で27文字となっており、通常のアルファベット26文字に「N」の頭チルダが乗ったような記号の「エニェ」という発音の文字が加わります。

日本においてはスペインという国ははるか遠くにありますが、歴史的にはかなり深い関わりがあり現在までスペイン語がそのままの形で定着した言葉もいくつか残っています。

これは16世紀の大航海時代に日本に来たスペイン人が南蛮文化として伝えたものの名残であり、このとき初めて日本に持ち込まれた「カステラ」「パン」「タバコ」といった言葉はそのままスペイン語でも同じ単語が用いられています。

もう一つスペイン文化で見逃せないのが優れた芸術家の存在で、日本でも大人気の作家であるピカソやダリ、ミロといった作家は全てスペイン出身です。

近年ではサッカーリーグとしてスペインの試合が日本でも放映されることが多いため、バルセロナやレアル・マドリードといった単語も多く耳にします。

そうしたことから日本でもスペイン語を習得したいと考える人は多く、大学などでも多くの人が履修をしています。

スペイン語の検定試験について

スペイン語の検定試験としてはスペイン政府公認世界共通試験である「DELE」と、もう一つ財団法人日本スペイン協会が行う「スペイン語技能検定試験」とがあります。

スペイン語は発音は日本人からしてそれほど難しくはないのですが、やや時系列の表現が難しく文法でつまづくことが多くなっています。

発音での大きな特徴になっているのが「巻き舌」を用いた方法で、舌先を震わせた強弱によって単語を分けるテクニックが必要です。