アフリカ語

アフリカ語
アフリカ語

アフリカで使用される言語の総称

アフリカ大陸には数多くの少数民族が生活をしており、使用される言語も独自の文化から発展させたものが多く見られます。

ですので北米大陸における英語のように、どれか一つをマスターすれば大陸全てで通じるといった言語はありません。

ただ数多くあるアフリカの言語のほとんどはフランス語と英語が半々でミックスされたような感じになっているので、どちらかを習得しておけば日常生活での会話では不自由することはないでしょう。

地域的な系統としてはアフリカ大陸のうち西側半分にはフランス語が多く、東側は英語が多めになっています。

例外的に独自の発展をしているのがスワヒリ語で、こちらはケニヤやタンザニアなどアフリカ大陸の東南部の地域で使用しています。

アフリカに住んでいれば「アフリカ人」

アフリカ大陸は世界中でも例を見ないほどに政治的に混乱した土地となっています。

さまざまな問題がニュースになっていますが、その大きな原因となっているのが無数にある少数民族同士でのコミュニケーションがとりにくいということです。

アフリカ大陸で使用されている言語は英語、フランス語、スワヒリ語の3つですがこれらをバイリンガルとして使用できるのは中流以上の富裕層であり、貧困層の人になると自分のいるコミュニティの内部での会話にすら困ることもあります。

言葉のコミュニケーションがとりづらいことで民族間の争いも起きやすく、国家として存在していつつしょっちゅう内乱やクーデターが起こってしまいます。

しかし内部で生活をしている人は自らを「アフリカ人」と呼ぶことに抵抗感はないらしく、南アフリカなどで生活をする白人も自分のことを「アフリカ人」といいます。