自分なりの海外旅行をするために
一時期の海外旅行ブームは落ち着きましたが、それでも日本から海外に旅行に出かけたいと思う人は依然多くいます。
最近ではLCCや格安のプランを用意する旅行代理店なども登場してきているので、国内よりも海外に旅行に行った方がむしろ安いなんて現象も起こっています。
激安プランでパッケージ旅行もいいですが、やっぱり自分で計画をして出かける旅行というのは楽しみが一味違います。
旅行会社が企画するパッケージの場合、どうしても回る場所が有名な地域だけであったり、特定の提携店ばかりに案内されたりといったこともよくあります。
自分たちだけで計画から行う旅行の場合には、チケットなどの手配の手間や語学の習得といった面倒は多いものの、そのぶん自由に行きたいところを回れるという大きな魅力があります。
ただし防犯対策や危険のある地域に近づかないようにするといったことも全て自己責任になるので、事前にしっかりと心構えをしておかないといけません。
コツはスケジュールを入れ過ぎないこと
一人や知人と出かける旅行の場合には、自由度が近い分パッケージツアーでは行けないようなたくさんのところを回ろうとしてしまいがちです。
ですが、個人で旅行の計画を立てるときこそ、時間にしっかりと余裕をもたせるということが重要になってきます。
オプショナルツアーの場合、実際に現地をツアーコンダクターが回ったり、過去に同様の旅行をした人がいたりとどこにどのくらいの時間が適切かということがわかっているのですが、個人で計画を立てる場合にはそうした前例がありません。
ガイドブックに移動時間が書かれていることもありますが、大抵の場合それは大きくずれてしまいます。
無理をして遠出をしてしまうと思わぬ出費になったり、ホテルにたどり着くことができなかったりといったったトラブルのもとになるので、いきなりキチキチのスケジュールにしないようにしましょう。
旅行会社のツアーもうまく利用する
自分たちなりの旅行に行くといっても、旅行会社のプランを全く利用しない方がいいというわけではありません。
むしろ今は各旅行会社でさまざまなプランが提供されているので、それらの中から必要最低限のもののみ選んで購入するという便利な方法があります。
旅行会社で手配をするのは往復の飛行機チケットとホテルの予約のみ、といったものもありその場合には日中の予定は全く自分だけで立てることができます。
チケットは個人で購入するより代理店を通した方が安いこともよくあるので、どういったプランがあるかということを細かく見て調べることをおすすめしたいです。
日中の予定が開いているということは、つまり何もしなくてもよいというふうにも言えます。
数日～数週間の滞在ができるなら、丸一日くらいはどこにも行かないという空き日を作っておくととても便利です。
ただ街中をぶらぶらと歩いたり、現地の人と話をしながら食事をしたりといったことができるのも個人旅行ならではの楽しみです。
