犯罪に対しては自己防衛を心がける
海外旅行をするなら絶対に心にとめておきたいのが盗難などの犯罪被害です。
日本は世界一治安のよい国と言われているように、都会の繁華街を歩いていてもそうそう犯罪に巻き込まれるということはありません。
むしろ外国からの観光客をカモにして狙うなんて発想は全くないと言っていいくらいです。
ですが立場が逆に日本から海外に旅行をするとなると、どんな国に行くにしても必ずと言ってよいほど犯罪の種が待ち構えています。
安全な国で生活をしている日本人だからこそ騙しやすいと思われている節があるので、自分は狙われやすい立場なのだということはしっかり頭に入れておいた方がよいようです。
基本的な防衛方法としては、パスポートや現金など貴重品は肌身離さず持ち歩けるように小さなバッグにして他の荷物と分けておくということと、ハンドバッグや肩掛けカバンのようないかにもひったくられやすい持ち方をしないということなどがあります。
よくあるタクシーのトラブル
海外旅行のトラブルでよく聞かれるのがタクシーに関するトラブルです。
タクシーは海外での移動に便利に使える乗り物ですが、日本人をターゲットにしたタクシー強盗事件は非常に件数が多く、最悪のトラブルとしていくつも例が報告されています。
タクシー運転手が直接関与している場合もあれば、タクシー運転手が事前に犯罪者グループに頼まれて仲間がいるところにまで勝手に連れて行くというようなケースがあったりします。
危険度が高いのは空港や駅など旅行者が乗車しやすい場所で、いかにも今着いたばかりというふうな人に積極的にすすめてきたりします。
同じ目的地に行くのに公共交通機関があるなら多少面倒でもそちらを利用した方が安全と言えます。
もしくは事前に信頼できるタクシー会社を探して配車サービスをお願いした方がよいようです。